「ナンパバー」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
私は以前、いろんなナンパバーによく足を運んでいました。
危ないところ、というようなイメージがあるかもしれませんが、私は幸い、危ない目にあったことは一度もありませんでした。
私にとってナンパバーは、面白い体験ができるきっかけの場所。
いろんな出会いがあり、別れもあり、にぎやかな日々を送っていました。
ナンパバーってどんなところ?
まずは、ナンパバーについて詳しく説明します。
「ナンパバー」というのはもちろん正式名称ではなく、「スタンディングバー」と呼ばれることもあります。
立ち飲み屋のオシャレ版と捉えるとわかりやすいですね。
決まった席に通されるわけではなく、フロアを好きに移動できます。
自然に他の客との会話ができるシステムになっているんです。
ただし、「スタンディングバー=ナンパバー」というわけではありません。
スタンディングバーの中には、ナンパバーと呼ばれているお店もある、という認識が正しいです。
行く際にはしっかり下調べをしておきましょう!
ナンパバーでは、入場料を払ったあとは飲み放題、というシステムであることが多いです。
女性は、男性よりも安い料金設定になっています。
そのため、女性客が来やすいのです。
女子会のあとに、「安く飲めるからとりあえず行こう」という流れになることも。
グループの女性客をよく見かけるのはこのためだと思います。
私のように1人で乗り込む人は、あまり見かけたことがありませんでした。笑
1人で来たという男性客を見かけることも少なかったです。
友達と一緒に行くのがブナンかも。
ナンパバーで出会った男性とセフレになった話
ナンパバーの説明も終えたところで、私の体験談をお話したいと思います。
現在私は、ナンパバーで出会った男性とお付き合い中。
彼と出会う前、成人して間もない頃の私の、リアルな体験談をお話します。
平日の夜、1人でナンパバーへ
その日、私は友人と食事をして解散したところでした。
早めの解散だったので、時刻は21時ほど。
ほろ酔いで「そのまま帰るのもつまらないな」と思い、近くにあるナンパバーへと向かいました。
平日の夜だったせいか、店内はガラガラ。
私以外には、女性客と男性客が数名ずつしかいませんでした。
ひとまずドリンクを注文。
ボーッとしながら、空いている席で飲んでいました。
(基本はスタンディングですが、このお店にはソファ席もありました。)
しばらくして、店員さんが話し相手に。
1人で退屈そうに飲んでいる私に、気を使ってくれたのだと思います。笑
空いてますね、とか、友達と解散してヒマだったから来ました、とか当たり障りない話をしていました。
店員さんとの話題もなくなり、再び1人になった私。
他のお客さんたちに目をやりますが、なんとなく、私とは話が合わなそうな雰囲気。
(このまま何もなく帰るのはやだなー。でも、よさそうな人いないしなー。)と、諦めモードに入りかけていました。
すると、2人の男性客が入ってきました。
パッと見た感じ、片方にはあまり惹かれませんでしたが、もう1人の方は結構タイプ!
こういう時、私は(こっち来い!)って、目線を送ります。笑
すると大体来てくれます。この時もそうでした。
バーカウンターでドリンクを注文し、私の隣の席に。
よく見ると、タイプじゃない方の男性(失礼)はかなり酔っ払っているようです。
「わりと飲んでるんですか?」と声をかけてみました。
すると、「あ〜まあ、そこそこ」と呂律の回らない口調で答える男性。
連れのお兄さんは呆れ顔で、「こいついつもこんななんで、気にしないでください」と言ってきました。
そこからお兄さんと、1人で来たのかとか、よく来るのかとか、しばらく雑談。
いつの間にか酔っ払いの男性は寝ていました。
ここで私は仕掛けました。
「遊び相手探してて、お兄さんタイプだし、とりあえずホテル行きたいんですけどどうですか?」
面食らうお兄さん。若干引き気味です。
私は仲良くなる過程とか、段階とかすっ飛ばして、とりあえず遊びたい時期でした。
戸惑いながらも、「いいの?」と言って少しニヤついています。
目的がはっきりしたところで、もうバーで飲んでいる場合ではなくなりました。
酔っ払いの男性を躊躇なく置きざりにして店を出た私たち。笑
向かう場所は一つです。
早々に退店、ラブホテルへ
近くにあるラブホ街へと足を運び、適当なホテルを選んで入室。
この、「始まるまでの時間」がウキウキして、楽しいんです。
まず一緒にシャワーを浴びました。
彼は、トントン拍子に事が運びすぎて、終始驚いているような様子。
私に対して少し警戒心があるようにも見えましたが、状況が状況です、性欲には勝てないみたいでした。笑
出会ってから1時間でベッドイン。
某AVのタイトルのようですが、この時期の私には珍しくない出来事でした。
彼はビジュアルも、テクニックも申し分なく、私にとって最高の夜になりました。
彼も、「バーでの振る舞いと同じで、結構積極的なんだね」と満足げでした。笑
後日も会うことになり、“セフレ”の関係に
翌朝ホテルで別れる前に、また会う約束をしました。
ただの友達でも、恋人でもなく、セフレとして。
口に出したわけではないですが、お互い察していました。
それから私たちは月に1、2回ほど会うことに。
私に彼氏ができるまで、関係は続いていました。
どちらかが都合のつく時に連絡して、ホテルに直行することがほとんど。
お互いのプライベートに干渉しすぎず、ただ行為を目的としていたので、とくに問題もなく楽な関係でした。
おわりに
今回はナンパバーらしいエピソードについて書いてきましたが、これだけがナンパバーでの出会いではありません。
健全な友達ができることもあるし、恋人ができることもある。
「ナンパバー」とはいっても、いろんな出会いがあります。
どんな関係を築くのかは自分次第で、好きな楽しみ方ができるのがナンパバーの魅力だと思います。
私のように1人で行くと「やる気満々」な感じが出てしまいますが、友達と一緒に行けば、普通に楽しい飲み会ができます。笑
ついでに良い出会いがあったらラッキー、という気持ちで、気負わずに行くのがおすすめです。
女性の方は、出会いは一旦置いておいても、安く飲めるので十分メリットがありますし。笑
自分に合った楽しみ方を見つけてみてください!